地方へ住みたいと思っている人の中には「農業をしてみたい!」と考えている人もいるのではないのではないか。しかし、いざ自分で畑を借りて農業を行うと、理想と違う部分もある。

 今回は移住先で農業を行っている筆者の農業体験をガチレポとして紹介する。農業をするメリットとデメリットを紹介するので、田舎に住みたいと思っている人は参考にしてほしい。

■メリット1 農業をやっていると楽しい

 畑や土いじりをして、楽しいと感じることが一番のメリットだと言える。今まで土いじりも行わずに、農業などに関わってこなかった人も、やってみると案外楽しいと感じ、農業を続ける人も多い。筆者は元々東京生まれであったが、山も近く自然が多い環境で育ってきたこともあり、子どもの頃から自然には親しんでいた。

 農業を行っている時は野菜の成長や収穫ができると特に楽しいと感じる。耕運をして種まきをして、水やりなどを行いスケジュール通りに行くとやりがいとなる。

■メリット2 規則正しい生活と自然と触れられてリラックスできる

早朝から畑の作業をすると健康的な生活を送れる

 農業を行っている人は朝早く仕事をして、昼にはゆったりしている人が多い。朝起きるのが苦手な人でも農業をはじめてから、朝型の生活に変わったということも耳にする。その理由としては、特に夏場は、朝は暑くないという利点や日中に水撒きや収穫をすると気温が高く、品質が悪くなるため、必然的に朝方に仕事をすることが多いからだ。

■メリット3  最近では道の駅などで販売し、収入になる

収穫した野菜は直売所で販売することで収入にもなる

 趣味で行うのは楽しいが、収入になるのはやりがいに繋がる。最初はハードルが高そうだが、実際、自分で栽培した野菜を販売することで、目に見える成果が出てくるのも嬉しいだろう。筆者も道の駅などで販売しているが、最初は売れなかった野菜も次第に売れはじめ、リピーターができ人気の野菜も多い。お客さんの中には名前を見て購入する人もいるので、やりがいを感じる。