「日本百名山」であり、富士山・立山と並んで「日本三名山」と称される名山中の名山、石川県の霊峰「白山(はくさん)」。山頂付近で宿泊もできるが、筆者知人の地元登山愛好家の多くは、朝早く登山口を出て日帰りで登る。

 最高峰の御前峰(ごぜんがみね・2,702m)登頂後、火口原とコバルトブルーに輝く池を巡る「お池巡り」は忘れられない思い出に。今回は9月、紅葉を楽しむ山行を紹介する。

■週末は交通規制あり。シャトルバスで行く標高約1,250m「別当出合」登山口

 古来、白山山頂に至る道は「越前禅定道(ぜんじょうどう)」「加賀禅定道」「美濃禅定道」があり、今でもロングコースを含めると数多くの登山道があるが、石川県側の「別当出合(べっとうであい)」標高約1,250mから登るのが人気だ。

 ただし、登山シーズン(7月初旬~10月上旬)の週末などはマイカー交通規制があるため、車を約6Km手前の「市ノ瀬(いちのせ)駐車場」に停め、シャトルバスで別当出合まで行くことになる。

 2022年は料金が往復大人1600円。運行時間は市ノ瀬→別当出合が5:00~15:30、別当出合→市ノ瀬が9:30~17:00なので注意したい。

始発バスが別当出合に着くころには、まだ暗い(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 9月になると、市ノ瀬5:00発の始発バスに乗り別当出合に着くころはまだ暗く、ヘッドランプを灯して歩き始める。

 登山道は尾根沿いの「観光新道」と、沢筋沿いの「砂防新道」とがあるが、今回は前者を登るコースを紹介する。