⚫️急な発熱や病気に備える

 子どもは体調を崩しやすいもの。日中元気にしていても、はしゃぎすぎて疲れたり、温度の変化で体調が悪くなることもある。また、冷たいジュースや消化の悪い食べ物のせいで、腹痛になることも多い。

体調不良だけでなく、もしもの怪我で病院へ行く時にも保険証などは必要なので用意しておこう

 キャンプやアウトドアなど外で長時間過ごす予定があるときには、必ず救急セットを用意し、もしもの事態に備えるのがベスト。また、体調が悪化して病院を受診することも考慮し、母子手帳や保険書、お薬手帳なども持参しているとすぐに対応できる。

■怪我をしてしまったときの豆知識

 どんなに注意していても怪我をしてしまうこともある。そんな時にちょっと知っておくと役立つ知識を紹介する

⚫️外れにくくできるテープの貼り方

 指などの細い部分に貼るときに絆創膏は貼りにくい。特に関節部分は動くため粘着部分が盛り上がってしまったり、すぐに外れてしまう。その問題をテープ部分の両端をカットすることで解決できる。

絆創膏に切り込みを入れるだけなので簡単

 1. テープの両端を患部に当たる部分まで切り込みを入れる

指の関節の部分でも、隙間なくしっかり貼れる

 2. 切った部分をクロスさせるように貼る

 そのまま貼ったときよりも粘着部分をしっかり固定できるため外れにくく、水なども入りにくい。子どもの細い指に巻く場合には粘着部分を少し短くカットすると貼りやすいだろう。

⚫️五円玉を使ってトゲを抜く

 薪や植物などを触って、トゲが刺さってしまうこともよくある。皮膚の中に入り込んでしまうと、そのままではなかなか抜けない。そんなときには、五円玉を使うとトゲを浮き上がらせてとりやすい。五円玉がない場合は、五十円玉でも代用可能。

焦点が定まりやすいので、刺さったものを見失いにくい

 1. 五円玉の穴がトゲが刺さった部分になるように押し当てる

 2. 浮き出てきたらピンセットや毛抜きでぬく