夏から秋にかけてはアウトドアを楽しみやすい季節。どこかへ出かけたいと思っても、子どもが小さかったり、コロナウイルス感染症の心配があると、なかなか出かけられない。しかし、自宅でできるおうちキャンプなら心配せずに楽しめる。いつもの寝室ではなく、リビングやベランダ、庭などで夜を過ごすのも違った雰囲気を味わえる。ギアもそれほど必要でないため、キャンプ初心者にもおすすめだ。それぞれの場所での楽しみ方と注意点を紹介しよう。
■冷暖房完備の過ごしやすい『お部屋キャンプ』
部屋の中で過ごすお部屋キャンプは、一番手軽なキャンプ。レイアウトするだけで、いつものリビングや部屋がアウトドアの雰囲気になる。室内にテントを立てるので、季節を問わず楽しめ、快適に過ごせる。また、いつも過ごしている室内なのにテント内で眠るのは新感覚。友達の家にお泊まりしたようなドキドキ感も味わえるだろう。
おうちの中で立てるテントは自立テントがおすすめ。あまり大きなタイプだと家具などが邪魔して建てられないため、小型のタイプがよいだろう。
■外と中の中間地点『べランピング』
べランピングは、「ベランダ」と「グランピング」を合わせた造語。自宅のベランダやバルコニーなどに、ギアをレイアウトして楽しめるのが魅力だ。部屋の灯りを消してLEDランタンを灯したり、シェラカップを吊り下げておけばムードも出る。家の中でアウトドア調理器を使って料理し、ベランダで食べるのも一興だ。家のコンロが使えるため、キャンプではできない凝った料理にも挑戦できるだろう。
■アウトドアの雰囲気を楽しめる『お庭キャンプ』
本格的なキャンプがしたい方は、お庭キャンプがおすすめ。家の敷地内だが外なので、最もアウトドアに近い雰囲気が出せるだろう。また、スペースがあればタープを立てたり、ワゴンを出すと、よりアウトドア感が出せる。
日中はプールを出して水遊びをしたり、夜は花火をしたりしてもよい思い出になりそうだ。