■避暑にうってつけ! 穴場の景勝地・山乗渓谷

神秘的な光景が広がり、避暑にもうってつけの山乗渓谷(写真提供:岡山県観光連盟)

 塩釜の冷泉から南東に12km、蒜山高原の外れの山中にある「山乗(やまのり)渓谷」。名物の「流しそうめん」で、岡山県民にはおなじみの冷涼スポットだ。そうめんを提供するお店は残念ながら新型コロナウイルス禍で休業中だが、清流と巨岩、木漏れ日が織りなす幻想的な光景を見るだけでも価値がある。

 筆者が8月に写真撮影した日の気温は、車の温度計で28度。渓谷に一歩足を踏み入れたとたん、ひんやりした空気が漂い、一気に10度近く下がったように感じた。残暑厳しい折、暑さしのぎにうってつけの場所だ。

●山乗渓谷

所在地 岡山県真庭市蒜山下和2096

■露天風呂番付「西の横綱」 湯原温泉の「砂湯」

旭川の清流と、雄大なダムを眺めながら温泉を堪能できる「砂湯」(写真提供:岡山県観光連盟)

 山乗渓谷から南西に8km、岡山県を代表する温泉地の一つ・湯原温泉は、肌触りがなめらかなアルカリ性の泉質が特徴。全国露天風呂番付の「西の横綱」として有名で、旭川沿いの温泉街には旅館やホテルが軒を連ねている。

 その湯原温泉のシンボル的存在なのが、旭川のすぐほとりにある露天風呂「砂湯」。地域住民によって管理され、24時間無料で入ることができる。男女混浴のため、女性は湯浴み着の着用がおすすめ。

●湯原温泉 砂湯

所在地 岡山県真庭市湯原温泉8-2

■野生の猿がお出迎え! 名瀑「神庭の滝」

音も流れも涼やかな神庭の滝(撮影:藤田勝久)

 湯原温泉から11kmほど南西にある「神庭(かんば)の滝」。旭川の支流・神庭川に位置し、落差110メートルは西日本の滝のなかでは大きい部類に入る。日本の滝百選に指定されている。

神庭の滝とニホンザルの群れ(撮影:藤田勝久)

 ここでは、麓から滝までの遊歩道で野生のニホンザルを見ることができる。カメラを向けると、エサを食べたり、毛繕いをしたりと気ままな光景を捉えることができた。

●神庭の滝

所在地 岡山県真庭市神庭640(神庭の滝自然公園管理事務所)
営業時間は8:30~17:15、入園料(大人300円、小中学生150円)が必要