■ゼロドロップシューズを履く際の注意点
ゼロドロップシューズを使う際に注意すべきなのは、はじめは短時間の山行から履き始め、徐々に慣らしていくことだ。
一般的なシューズに慣れていると、ゼロドロップシューズを履いた時に後ろに倒れるような違和感を感じる。これは、かかとが高いシューズによって体が前傾姿勢になるのに慣れているために感じる違和感。徐々に違和感はなくなるものの、はじめはやや歩きにくさを感じ、平らな道でもつまづいてしまう可能性がある。それに加えて、筋肉や腱を大きく使うために足が疲れやすくもなる。60〜90分程度の短い山行から始め、徐々に歩行距離と時間を伸ばしていくのがおすすめ。
ゼロドロップシューズは、自然な姿勢を保ち、登山中の色々なトラブルを解決してくれるアイテム。膝痛や滑りやすさに悩む人は、一度試してみてはいかがだろうか。