■牡蠣の形のスイーツ「てーてって」が超人気！
赤穂の土産物では牡蠣（かき）の形をしたスイーツ「てーてってー」（12枚入り、2286円～）が人気だ。赤穂は牡蠣の産地としても知られ、それにちなんだパイ生地のお菓子。市内の人気スイーツ店「坂利太（さりーた）」が販売する。商品が売り切れる日も多い、大人気の洋菓子だ。
商品名の「てーてってー」は、地元の方言で「連れてって」の意味。赤穂土産として市外へ「連れてって」という意味が込められている。また、赤穂の海の楽園のような景色がイタリアのナポリに似ていることにもちなみ、ナポリ伝統のパイ生地「タッピ」を使用。塩も練りこまれ、何層にも重なったミルフィーユ状で、パリッと、そしてサクッとした食感が特徴。イチゴ、レモン・ブラックチョコなど6種類の味がある。
忠臣蔵については「浅野家と吉良家は塩作りを巡り、以前から仲が悪かった」という説もある。それほど、赤穂市と塩との関わりは深い。
塩作りを学び、食塩泉で癒やされ、塩を使った人気のスイーツを堪能できる観光を通じて、塩への愛着が強まり、家族の絆の深まりにもつながるかもしれない。赤穂の夏の家族旅行で「塩の思い出」をつくってほしい。
