長野県の栂池高原スキー場で知られる「つがいけマウンテンリゾート」では、サマーシーズンになるとゴンドラ白樺駅(中間駅)に一大レジャー施設「つがいけアウトドアビレッジ」がオープン。新感覚アドベンチャーが体験できる「白馬つがいけWOW!」をはじめ、キャンプやグランピング施設が広大なフィールドに点在し、その規模はエリア最大級だ。ドッグランも登場し、愛犬同伴で出かけられるレジャースポットとしてますます利便性がアップした。

■ずぶぬれになるのが楽しい「ポチャダス」

エア遊具を転がして遊ぶウォーターアスレチックのひとつ

 「白馬つがいけWOW!」は新感覚の遊びを体験できる大規模なアドベンチャーパーク。数あるアクティビティのなかでも夏にぴったりなのが、水に浮かんだウォーターアスレチックで遊ぶ「ポチャダス」だ。エア遊具から滑り降りたり水に飛び込んだりと、全身ずぶぬれになるので水着は必須。ライフジャケットを着用するので、水に落ちても浮かぶことができる。子どもはもちろん、大人も楽しめる涼しさを味わえるアクティビティだ。

■空に向かって放り投げられる「トビダス」

 
ジャンプ台を抜けると想像以上の高さまで体が宙に浮く

 長い滑り台をチュービングで滑り降りる「トビダス」は、その名の通り落下してジャンプ台から飛びだす豪快なアクティビティ。「トビダ~ス!」の掛け声でスタートしたら、チュービングの持ち手をしっかり握って斜面を下るだけ。あとは自動的に体が空中に放り投げられる。斜面を下るスピード感と滞空時間の長さに絶叫してしまうが、そのドキドキ感がクセになる。「飛びだしたときチュービングから手を放すと体だけ投げ出されて、よりスリリングな感覚を味わえる」とのアドバイスもあるので、ぜひチャレンジしてみよう。

■池の上を自転車で綱渡りする「コギダス」

空中を移動しながら周囲を見渡すと景色がいつもと違って見える

 「コギダス」は池から10mほどの高さに渡したロープの上を、自転車で綱渡りするというもの。自転車は上部のロープとつながっているし、体もハーネスを装着しているので安全とはわかっているものの、最初にこぎ出すときはやっぱり緊張する。ひとたびこぎ出せば、自転車で空中散歩をしている感覚が楽しくなってくる。池を渡りきったら方向転換してまた戻ってくるのだが、帰るときにはスタッフから「両手を離してみて!」との掛け声が。ちょっと緊張するが、勇気を出して挑戦だ。

■大自然を満喫できる「ランタンキャンプフィールドツガイケ」

周囲に遮蔽物のない開放的なキャンプサイト

 フリーサイトのキャンプ場「ランタンキャンプフィールドツガイケ」があるのは、ゴンドラ白樺駅(中間駅)に広がる平坦な場所。草原のような広々としたゲレンデは、周囲に木がなく空が広い。北アルプスの山並みも見え、「これぞ大自然」という開放的なフィールドでのびのび過ごせる。また、サイトに車で乗り入れられるので、荷物の運び込みも便利(1サイト1台のみ)。チェックインは10:00から。チェックアウトは翌日の16:00までなので、最大30時間滞在する1泊2日のキャンプを楽しめる。