四国の東の玄関口の鳴門。激しい潮流が発生することにより起こる渦潮が有名だが、今年の4月、敷地面積約1万7900平方メートルの四国最大級となる道の駅「くるくる なると」がオープンした。

 場所は、神戸淡路鳴門自動車道「鳴門IC」と徳島自動車道「徳島IC」の一般国道11号沿いに位置。7月末現在でも週末になれば、くるくる なるとの駐車場に入れない車で道路の一車線が潰れてしまうほど人気だ。

 「体験型食のテーマパーク」と謳ったキャッチフレーズ通り、道の駅ながらワイヤーを滑車で滑り降りていくジップライン体験や、芝生広場などでくつろぐこともできる。大人は道の駅で特産物を探しながら、子どもも退屈しない道の駅としておすすめだ。

■屋外エリア

くるくる なると入り口にある大きな鳴門金時のオブジェ。この前で記念写真を撮る方も多い

 徳島の鳴門は、中身が黄金色をしているさつまいも「鳴門金時」が有名。くるくる なるとの入り口にも、大きな鳴門金時のオブジェが出迎えてくれる。

くるくる なると「ナルトエエモン」で購入した後は、前の広場でも食べられる

 入り口手前のファーストフードコーナー「ナルトエエモン」は、アイスクリームが人気。連日お客さんの列ができている。また、横にある鳴門金時をイメージした公衆電話も、遊び心がありかわいい。中は鳴門金時と同じ濃い黄色。ちょっと覗いてみては?

筆者はくるくる なると「ナルトエエモン」の阿波和三盆を選択! もなかでアイスをすくって食べても美味しい

 鳴門の渦潮をイメージした鳴門金時渦巻きソフトや、かわいい鯛のもなかがついた阿波和三盆糖(あわわさんぼんとう)のミルクソフト380円(税込)がおすすめ。上品な甘さでしつこくなく、後味もスッキリ。