6月に入ると梅雨に入り、雨の日が多くなる。しかし、GWになかなか予約が取れず、この時期にしかキャンプができないという方もいるだろう。雨キャンプには雨キャンプならではの注意点がある。
今回は雨の日の設営時から撤収までの注意点について、いくつか紹介する。
■崖の下、崖の上にテントを張らない
キャンプサイトとして崖の上や高台等は遮蔽物が少なく、見晴らしがよくてサイトを構えたくなる人気の場所だ。
しかし、雨で地盤が緩むと土砂崩れの恐れがある。崖上や下でサイトを構えると、土砂崩れに巻き込まれたり、落石の恐れがあるため控えるようにしよう。
■川や湖などの近くにテントを張らない
雨が降ると増水して池や湖の場合は浸水、川の場合は流されてしまうことがあるため、水辺の近くにサイトを構えないようにしよう。
特に中州はとても危険なので、雨の日以外でもテントは絶対に張ってはいけない。キャンプをしている場所は小雨でも、上流で大雨になっている可能性もある。短時間に大雨になった場合、急に水位が上昇する「鉄砲水」になる事もあるため注意しよう。