■雨天時のタープの張り方
タープの形によっては雨が溜まり潰れてしまうことがあるため、小まめに水を払うなど注意が必要。特に就寝時などタープから長時間目を離してしまうときは、水が溜まらいように傾斜を付けて設営することが有効。
メインのポール2本のうちどちらかをタープの内側にむけて角度をつけることで、背を低くすることができ傾斜になる。節を抜くことができるポールの場合は、長さを調整して傾斜をつけるようにしよう。
タープの下に物を置かず、立っている必要がない場合にはポールを抜いて地面に敷いた状態にすると破れたりすることはなくなるため、こちらもおすすめだ。
撤収後にすぐ乾かすことができればいいが、梅雨時期は雨の日が多く乾かすことができない場合が多い。保管する際は乾かすことができる時まで袋のチャックを開け、少しでも通気性が良くなるようにすると良い。長期間乾かす目途が立たない場合は、テントの乾燥サービスなどを利用するようにしよう。
■諦める選択肢も視野に入れて行動する。
せっかく予約が取れたのに、キャンセルするとキャンセル料金がかかるなど、残念な決断になってしまうが、コンディションが悪いときには諦めることも大切。悪天候の中、キャンプを強行すると道具の破損の原因や、事故につながることもある。
過酷になることが事前に分かっている場合は無理をせず、諦めるという選択肢も視野に入れて行動することで、大切な道具や体も万全な状態で次回のキャンプに臨めるため、無理をしないことが大切だ。
