キャンプでアウトドア飯を楽しむのに必須のクッカー。鍋やフライパンなどは大きく嵩張るため、持ち運びが大変。そこで活用したいのが、クッカー専用ケース。専用ケースを使えばまとめて収納でき、持ち運びも楽になるので便利。

 そんなクッカー専用ケースだが、実は専用のものでなくてもホームセンターで手に入る工具ケースで代用可能なのをご存じだろうか。工具ケースは、重い工具を持ち運べるように丈夫に作られているうえに、耐久性にも優れている。また、ドライバーやペンチなど細々した工具を収納できるインナートレー付きのものもあり、ここにお皿やコップを収納できるので便利。

 ここからは筆者が実際にクッカーケースとして使用しているホームセンター「コーナン」のオリジナル工具ケースのおすすめポイントを紹介する。

■アウトドアに溶け込むミリタリーカラー

無骨感のあるデザインがお気に入り

 筆者はキャンプシーンに馴染むミリタリーカラーを選択。ほかのギアとも相性がよく、特に違和感なく使える。シンプルなデザインが好みだが、自分好みのステッカーなどを貼ってアレンジするのもよさそうだ。

■利便性のよいインナートレー

真ん中で仕切られているため、ズレにくい

 ケース自体の深さが22.5cm(内寸)あるため、中に大きなクッカーを入れられ、トレーを上に乗せれば便利な小物も収納できる。コップやお皿、お箸やナイフなどが収まるサイズ感が嬉しい。

 トレーには、セリアの「モンターニュ パックケース ロング」やステンレスコップ、シェラカップがシンデレラフィット。家族5人が使用する食器類が丁度よく収まった。子ども用のコップは重ねられるため、まだ2、3個収納できそうだ。

 また、ナイフも持ち手横の細長いスペースにぴったりはまった。円柱型の調味料やスパイス置きにも最適だ。

重たいものを入れない限り、片手で簡単に持ち運べる

 トレー中央のハンドル部分を持てば、簡単に持ち上げられる。片手で持ったまま中身を取り出すことも可能だ。中身をちょっと取りたいときにも便利。

トレーだけ持っていけると、出すときも洗って片付けるときも便利

 ケースからトレーだけ取り出して、机まで持っていけるというメリットも。トレーごと持ち運べると、食器類を出すときや片付けるときの手間が省ける。