■2. テント設営場所と時間を考える

風向きに合わせてテントの出入口の角度をあわせるといい

 テントの設営場所(または方角)と時間を考えることも暑さ対策となる。風向きや太陽の沈む方角を確認してテントを設営することで、風通しがよく日光に当たりづらくなる。

 また、日中のテント設営は暑さで体力を消耗してしまうため、あえて日が落ちかかった夕方に設営するのもおすすめだ。

 木々などで日陰になっているサイトがあれば直射日光を避けられるので、より快適に過ごすことができる。

■3. 服装の生地選び

 服の素材によって涼しさが変わる。夏は「通気性」「吸水、速乾」などの効果が期待できる生地を選びたい。参考までに、夏に着るべき素材と効果について下記にてまとめる。

・「ナイロン」
優れた吸水性と速乾性をもち、繊維の表面で汗を素早く発散する。清潔感のある素材。

・「ポリエステル」
流行りの「冷感インナー」に使用される素材で、肌に触れるとひんやりする。登山やキャンプにおすすめ

・「リネン」
通気性がよく、吸水性や水分を発散させる効果がある。リネンは「麻」の一種なので、焚火などの火の粉で穴があきやすいので注意が必要。