オーダーを終えると、スタッフの方が網をテーブルに渡し、鶏をのせてくれます。そしてその直後、出ました!  秘伝の魔法の粉。栄養ドリンク的な瓶に入っている粉、恐らく塩とうま味成分だと思われますが、そちらを慣れた手つきで全体に振りかけ、次にコショウを。裏返して同じように2種類の粉を振りかけてくれます。これ以降の焼き加減は自分たちで行います。

慣れた手つきで白い粉を振ってくれます

 なお、室内は鶏を焼いている煙で自分たちが燻されるので、着ていく洋服にはご注意を。野菜炒めは出来上がった状態で鉄板で出してくれます。これがまたとても美味しい!  ビールやソフトドリンクはセルフで棚から取るスタイル。最後に空き瓶等を見ながら精算してくれます。生ビールはグラスをもらってセルフでサーバーから注ぎます。

越冬キャベツともやしを鳥の油で炒めていると思われます。美味!
サッポロクラシックがあるのが嬉しい

■いざ、実食!

 こんがりとした焼き目が両面についたら鶏をいただきます。熱いけど、骨付きなのでワイルドに手づかみが食べやすい。シンプルな味付けながら、香ばしいパリッとした焼き目にジューシーでふんわりとしたお肉がとっても美味し~い!  炭火焼きならではの香りを感じます。そして骨付き肉ってうま味が違いますよね。ビールに合う!  胸肉ともも肉、それぞれ食べられるところも嬉しい。こちらの鶏肉は、国産で昔から契約している養鶏場から取り寄せているそうです。

写真を見ているだけでまた食べたくなる
いただきます!

 店内に洗面台と石鹸があるので手を洗うことが可能です。私たちはいつもウェットティッシュを持参しています。

■スケートリンクとして開店

 お店に伺った日がたまたま平日で空いていて、オーナーの娘さんにお話を伺うことが出来ました。「東千歳バーベキュー」のはじまりを伺ったところ、約50年前に祖母が隣の池をスケートリンクとして開業したのが始まりだそう!  駐車スペースの隣にはものすごく大きな池が広がっています。こちらの建物は当時からスケートをしに来たお客さんの休憩スペースとして利用しており、その頃からずっと「バーベキュー、野菜炒め、ごはん」を提供しているとのことです。現在はお父様が経営され、ご家族でお店を手伝っていらっしゃいます。

オーナーの娘さんに色々なお話を伺うことができました

池はとても大きく奥まで続く。ここがスケートリンクだったとは