■暑い夏でも焚き火を楽しむコツ

標高が高い場所はさわやかな風が吹く

●標高が高いキャンプ場や涼しい森のサイトを選ぶ

 標高1000m以上の涼しいキャンプ場を選んで快適に焚き火をする。高度が100m上がると温度は0.6度ずつ下がるため、標高が高いキャンプは夏でも涼しく焚き火が楽しみやすい。

 わかりやすく例を挙げると、避暑地として有名な軽井沢(標高約1000m)の8月の平均最低気温は17.1℃となっている。夜は長袖が必要なほどの気温のため、焚き火をしても暑すぎることはないだろう。

●熱を感じにくい小さな焚き火で炎のゆらぎを楽しむ

 熱を感じないように炎を小さくして炎のゆらぎを楽しむ。 薪を一度に多く追加して炎を大きくすると熱を感じやすくなるため、熾火の状態から1本ずつ薪を追加して小さな炎を楽しもう。

 また、コンパクトな焚き火台を用意して、小枝を使って小さく焚き火をするのもおすすめだ。

■まとめ

 日本の四季にはそれぞれ魅力があり、特色がある。同じように、焚き火も夏や冬それぞれ時期によって楽しさが変わる。

 夏はアウトドアレジャーが楽しめる気候である反面、気温の高さばかりフォーカスされてしまう。キャンプも快適に過ごすポイントをおさえれば、デメリットを感じずに楽しめるはずだ。この記事を参考に、快適な夏の焚き火を楽しんでみてはいかがだろうか。