みなさんは日本で一番大きな湖をご存じだろうか。そう、滋賀県の「琵琶湖」だ。では、二番目に大きいのは？

　実は二番目に大きいのは、茨城県にある「霞ヶ浦」である。しかし、琵琶湖に比べると、霞ヶ浦は約1/4ほどしかない。霞ヶ浦には西浦、北浦などといくつか水域があるが、一番大きな西浦であっても車なら2時間から3時間ほどで一周できる。

　今回は、茨城在住ライターの筆者が、霞ヶ浦（西浦）のドライブで、ぜひ訪れてほしい絶景スポット3選を紹介しよう。

■絶景スポット1：「霞ヶ浦総合公園」からドライブスタート

霞ヶ浦総合公園のシンボル「オランダ型風車」

　ドライブのスタート地点におすすめなのは「霞ヶ浦総合公園」。霞ヶ浦の西側、土浦駅から車で10分ほどの場所にある。公園のシンボルのオランダ型風車は、霞ヶ浦や公園全体を360度見渡せる展望台だ。

オランダ型水車下のろ過装置を通った水は水生植物園の水車に運ばれる

　オランダ型風車のすぐ横には、水生植物園と花蓮園があり、夏の時期には美しく咲く蓮の花が見られる。残念ながら今は冬なので花は咲いていないが、12月になると公園全体が輝く「イルミネーション」が行われるので、夜にもう一度霞ヶ浦総合公園へ帰ってくるのも良いだろう。