■アルコールストーブの特徴

チタン製のアルコールストーブは特に軽量だ

 アルコールストーブの特徴は以下のとおり。

・軽量&コンパクト(軽いものはわずか36g)
・燃料が手に入れやすい(ドラッグストア、ホームセンターにある)
・音が静か(無音)
・気温に左右されない(寒くても火がつく)

 特徴からウルトラライト系の人に人気があるのがわかるだろう。とにかくコンパクトで大きさは手のひらサイズ。重量は、重たくても100gほどだ。常にバックパックに忍ばせておけば、どこでも簡単な調理は可能である。

 注意点として、アルコールストーブの炎は昼間はまったく見えない。付いているかどうか分からないときがあるので注意してほしい。

■アルコールストーブの使い方

アルコールストーブの使用方法はとにかく簡単

 使い方はシンプル。燃料アルコールをストーブ本体に注入して、アルコールに火をつけるだけ。点火にかかる時間は数秒である。

 この手軽さが便利で、筆者もサブ用のストーブとして常にキャンプには持っていく。朝のコーヒーのお湯を沸かすときにわざわざガスバーナーなどを使うのは少し面倒なので、アルコールストーブがあればすぐ沸かせる。

 アルコールバーナーには、蓋付きのものと無いものがある。アルコールバーナーの火力調整や消火は蓋を使用する。火を弱めたいなら半分だけ蓋をし、消火するときは全体に蓋をすることで消火する。

 蓋がないアルコールバーナーは、火力調整できない。消火もできないので、アルコールが無くなるまで待たないといけない。購入する前に、火力調整したいなら蓋付きのバーナーを選んだほうがいいだろう。