今回は、家族の“やりたい”を形にするキャンプの実践編として、デイキャンプ、ハイキングに続いて、パパの思惑通りのアウトドアライフを順調に歩み始めた家族の「はじめてキャンプ」をレポートします。
■ 家族会議からの目的地決定
早速、はじめてのキャンプに向けて家族会議を開催しました。その結果、家族みんなの“やりたい”は以下の通りです。
・暖房付きのコテージに泊まりたい
・自宅から車で2時間以内のキャンプ場
・焚火とかアウトドアクッキングに挑戦したい
・近隣に温泉がある
・アクティビティ的な体験施設に立ち寄りたい
季節柄、まだ寒さが心配であることと、キャンプ道具を買い揃えられていないことから、今回はテントではなく暖房付きのコテージやログハウスの宿泊を前提に検討しました。パパは悩んだ結果、友人の勧めもあり、目的地を埼玉県飯能市の名栗川沿いにあるキャンプ場「cazu」に決めました。
■ 材木屋さんのキャンプ場「cazu」
「cazu」は材木屋さんが運営する埼玉県飯能市を流れる荒川の支流、名栗川に面したキャンプ場です。場内にはオートキャンプサイトとソロキャンプ専用の河原サイト、そしてログハウスが数棟あり、隠れ家的なキャンプ場として人気があります。そしてこのキャンプ場の最大の魅力は、材木屋さんが運営しているからこそのサービス。なんと薪が使い放題なのです。
■キャンプ1日目
●パパの計画
パパが計画したキャンプのスケジュールは以下の通り。
【1日目】
9:00 出発
11:00 埼玉県飯能市内のスーパーで買い出し/昼食
13:00 キャンプ場着
13:30 焚火&石焼き芋に挑戦
16:00 近くの日帰り温泉へ
17:30 手づくりピザ
20:00 家族でカードゲーム
22:00 就寝
【2日目】
7:30 ホットサンド
9:00 自由時間
10:30 かたづけ
11:30 キャンプ場出発
12:00 メッツァビレッジ着/昼食
13:00 ファンモック体験
14:00 お買い物
15:00 メッツァビレッジ発・帰路
17:00 帰宅
●焚火と石焼き芋
キャンプ場に到着後、ログハウスに荷物を運んで、早速焚火の準備に取り掛かります。今回パパは、キャンプ好きの友人から焚火台など必要な道具諸々とダッチオーブンを借りました。勿論パパも使うのは初めてなので、ドキドキしながらみんなで焚火に挑戦です。
薪を運んだら、まずは薪割です。そこで友人おススメの秘密道具、簡単に薪割ができる「キンドリングクラッカー」通称“キンクラ”が登場。子ども達でも安全に薪割ができます。
次は、自分たちで割った薪に試行錯誤しながら着火させ、焚火を育てます。
次は、育てた焚火で石焼き芋に挑戦。パパは焚火番をして、ママと子どもたちは河原で丸い小さな石を拾い集めます。拾い集めた石とお芋を洗い、石をダッチオーブンに敷き詰め、その上にお芋を並べ火にかけます。ダッチオーブンにしっかり熱が入ったら、水分が飛ぶように少し蓋を開けておくのがお芋を美味しく焼くコツ。
中火で約1時間、お芋の皮にシワが出てきたら焼き上がりのサイン。時間もちょうど15時、みんなでつくった石焼き芋が今日のおやつです♪