■これからの雪育アートについて

森脇「現在も講演や小学校での特別授業などで紹介していますが、降雪地域の人々が自分ルールでそれぞれ楽しんでくれるのが理想だと思っています。かまくらとか、雪だるまを作る感覚で、あちこちの雪山に階段が作られていたら、街中がアートスペースになり素敵だと思っています」

 スキー場にとっては空からの恵みとして歓迎されるが、住民にとっては煙たがられてしまう「雪」。これから共存していくために、「雪育アート」を取り入れた生活を送ってみては。