4年に1度の冬季五輪が開催される冬がやってきた。双葉社より発売中のスキー専門誌「BRAVOSKI」より北京オリンピック直前情報の中から、フリースタイルスキーに限定した観戦ガイドを連載でお届け。第6回目は、「スキークロス」について。試合では、4人同時にスタートしウェーブやジャンプ台、コーナーからなるコースを競い合い着順で勝者を決める。短いレース時間の間に激しいクラッシュや順位の入れ替えが起こり、エキサイティングで分かりやすく人気の高い種目だ。
■興奮必至! 痛快爽快のスキークロス
前述の通り、理屈抜きで楽しめることから、五輪の度にSNSで話題になるのがスキークロスだ。
W杯では予選で1名ずつ滑り、タイム順で決勝進出者32名を決めるシステムだが、五輪では予選で1名ずつ滑るのは同じでも、ベースエントリー数が32名のため予選落ちする選手がいない(例外あり)。決勝ラウンドでは、予選のタイム順に割り当てられた枠でトーナメント形式にてメダリストを決める方式だ。
男子はW杯総合と世界選手権のトップ3の顔ぶれが異なる混戦模様。女子はファニー・スミス(SUI)、アリゼ・バロン(FRA) あたりがメダル候補だ。日本チームは、’21季に須貝龍がW杯で表彰台に上がるなど上昇ムードにある。
■SCHEDULE
●2月17日(木)
11:30 女子スキークロス予選
14:00 女子スキークロス決勝
●2月18日(金)
11:45 男子スキークロス予選
14:45 男子スキークロス決勝
【BRAVOSKI 2022 vol.3 より再編集】