■実際のパッキングの様子

パッキングしたバックパック

 では実際にパッキングを行っていく。使用しているバックパックだが、バイクパッキング目的で購入したため容量30Lのもの、外付けできるポーチ(5Lと11L)を活用し、合計46Lとなっている。

パッキングする3シーズン用装備

 今回パッキングする3シーズン用の道具を紹介する。テント・座椅子キット(マットと組み合わせて座椅子になる)・クローズドセルマット(座椅子用)・インフレータブルマット・テーブル・焚き火台・調味料ポーチ・キャンドルランタン・焚き火シート・バックパック・シュラフ・外付けポーチ(バーナー、小物類)・クッカーとなっている。軽量化がテーマだが、快適性も重視しているため座椅子用のものを含めマットを2つパッキングすることとした。

デッドスペースを埋めていく

 シュラフやテントから収納し、隙間に入りそうなものを滑りこませてデッドスペースを埋めていく。

外付けできるポーチを活用
水と食料と燃料を抜いて9㎏以下(撮影:田中一馬)

 ループを利用し上部にポーチを固定する。背面のポケットに残りのものを入れて、最後にコードを利用しクローズドセルマット(軽量マット)を外付けして完成。重量は約8.9kg。ULスタイルの基準では水、食糧、燃料抜きで4〜5kgが基準と言われており、軽量なハイカーの範囲は8〜9kgとなっている。登山ではないバックパックキャンプならば、充分に身軽で快適にキャンプを行うことができるだろう。