冬になると、気温が低くなり防寒対策に必要なアイテムが増える。その中でも冬の必需品となるのがケトルだ。
材質や形状の違ったケトルが多数販売されており、各アイテムの特徴とオススメ商品を紹介していく。
■形状の違い
・スタンダードなやかんタイプ
スタンダードな形状のやかんタイプ。底面が広く、熱源に接触する面積が大きいため、効率よく昇温させることができる。比較的コンパクトなものが多い。
・大人数で焚き火向け縦長タイプ
大人数で使用するのに適したタイプ。縦に長く、サイドに持ち手と上部に吊り下げ用のハンドルが付いている。
・多機能省スペース寸胴タイプ
鍋にハンドルと注ぎ口が付いたような形の寸胴タイプ。鍋の形を活かし、調理もできる。クッカーとケトルを兼ねており、パッキング時にクッカーを減らすことができる。多機能タイプ
■材質の違いによる特徴
・アルミ
アルミの特徴は熱伝導率が高く、軽量。やかんタイプに多く使用されている素材。効率よくお湯を沸かすことができる。
・ステンレス
ステンレスは耐久性に優れており、保温性が高い。手入れがしやすく衛生面でも優れているため、ファミリーやグループ向けの大容量のケトルに適した材質だ。
・銅
こだわり派におすすめの銅。アルミ以上に優れた熱伝導率で、すばやくお湯が沸く。熱が保たれる性質があるため蓄熱性が高い。さらに、高い抗菌性も備えている。変色しやすいため、手入れに手間がかかる。
・ホーロー
ホーローとは、金属にガラスを合わせた素材。熱伝導率も高く、デザイン性が高い。表面がガラス加工になっているため、汚れや匂いが付きにくい。急激な温度変化に弱く、焚き火には不向き。