長野県飯山市は、県内でも有数の豪雪エリア。市内には斑尾高原スキー場と戸狩温泉スキー場があり、どちらでも豊富な雪を楽しみつくせる。車でアクセスするなら上信越道の豊田飯山ICが最寄り。また、北陸新幹線延伸により飯山駅が停車駅になったことで、電車の旅もグッと便利になっている。それぞれに個性のあるこの2つのスキー場について、より詳しく紹介していこう。
■ダイナミックなツリーランが楽しい「斑尾高原スキー場」
斑尾高原スキー場は長野と新潟の県境に位置。斑尾山のピークから扇状に30ものコースが延びる、豊富なコースバリエーションだ。最長滑走2500mと滑りごたえも抜群。ワイドコースも多く、開放感のあるロングクルージングを楽しめる。スキー場の自慢は、なんといっても「Madapow」と呼ばれるディープパウダーだろう。コースの各所に非圧雪コースがあるほか、森の中で自然地形を楽しめるツリーランコースは日本一の設置数を誇る。
■ホテルや温泉、あらゆる設備が整っている
パウダーエリアだけでなく、初・中級向けのコースもバランスよく揃っているので、ビギナーやキッズも快適だ。スノーエスカレーター完備のキッズパークや、悪天候でも屋内で遊べるキッズルーム「そらの家」などもあり、ファミリー向けの受け入れ態勢も万全。加えて、「斑尾高原ホテル」と「モンエール斑尾」の直営宿泊施設もあり、ホテルからすぐゲレンデにアクセスできる。また、斑尾高原ホテルは自家天然温泉も完備。コースや施設の充実度が高く、快適に過ごせるのが斑尾高原スキー場の魅力だ。
■ファミリーやシニアが過ごしやすいアットホームな「戸狩温泉スキー場」
戸狩温泉スキー場は、2つのゲレンデに15コースが広がる開放的なところ。「ペガサスゲレンデ」は、非圧雪のツリーランや、コブの並んだ本格モーグルコース、ポールの練習用バーンなど、エキスパート向けのコースが充実。初心者用のコブ体験コースもあり、さまざまな滑りに挑戦できる。一方、山頂付近に広がる「とん平ゲレンデ」は、初級者から上級者までオールレベルに向けたコースが揃う。グループやファミリーなど、レベル差があってもこのエリアなら一緒にわいわい過ごせる。
■雪上でファットバイクやスノーストライダーを楽しめる
世界初の「雪ちゃりスノーライドツアー」が体験できるのも、戸狩温泉スキー場の魅力だ。リフトで山の上まで行き、本格仕様のファットバイクで全長2000mのコースを疾走するのは爽快そのもの。雪景色や眼下の絶景とともに楽しむスノーライドツアーは、ここでしか味わえない新しいアクティビティだ。また、子どもに人気のスノーストライダーも用具をレンタルして、専用エリア内で安心してトライできる。山麓には、郷土料理を味わえる食堂や風情のある民宿、温泉施設などが集まり、和やかな雰囲気でくつろげる。
なお、21-22シーズンは、アンケートに答えると斑尾高原スキー場や戸狩スキー場のリフト券が1500名に抽選で当たる「信州・飯山 リフト券プレゼントキャンペーン」を開催中とのこと。
初心者から上級者まで、個性豊かな飯山の2つのスキー場なら、雪をぞんぶんに楽しめるはずだ。