■東屋
伊予ヶ岳中腹よりやや上、7合目付近に休憩にちょうどいい東屋がある。東屋には展望台も設けられており、美しい房総丘陵の景色を望むことができる。
■鎖場へ
東屋を過ぎるとすぐに険しい岩壁が現れる。伊予ヶ岳登山のクライマックスだ。岩壁に伝う綱や鎖を伝って注意して進む。300mの低山でスリリングな鎖場を体験できるところもそうないだろう。これも伊予ヶ岳がもつ魅力のひとつである。
■頂上から見渡す、南峰 360度の大パノラマ
鎖場を登りきるとせり出した岩壁に展望台が用意されていて、360度の大パノラマが広がる。富山の奥に輝いて見えるのは岩井海岸だ。山の頂上から輝く海の水面が見えるのも海と山が近い房総の山の特徴だろう。
展望台から後ろ、北側に振り返ると、尾根の奥にそびえる北峰が見える。この景色が石鎚山の景色によく似ていると言われている。