■滑った後はもちろん…… 温泉でしょ!

 村名に“温泉”が付いているくらいの土地。温泉に入らないで帰るなんてもったいない!

外湯のシンボル!「大湯」の前。

 野沢温泉といえば「外湯」が有名だが、マイカーで行った場合に気になるのが駐車場だ。有料・無料含めて、実は何箇所かある。その中でわたしがよく利用するのが、「中央ターミナル駐車場」(日帰り500円)だ。温泉街の入り口にあり、散策したりお土産を物色したりと何かと便利。ここからなら13ある外湯の代表格「大湯」までも徒歩圏内だ。

「横落の湯」は半地下に入り口がある

 さらに外湯のひとつ、「横落(よこち)の湯」が本当にすぐそばにある!  一見すると温泉と思えない?  ような外観。上に建っている建物は別で、その横を回るようにして半地下へ降りていくと入り口となる。女湯は湯船が特徴的で、丸い御影石で縁取られた浴槽がかわいい。

※ 外湯は「湯仲間」によって維持・運営されている。村民の生活の場だ。マナーを守って利用したい。もちろん賽銭箱に寸志を入れるのを忘れずに。

■長い帰り道、その前に腹ごしらえ!   度肝をぬく大盛りの「イナリ食堂」

 たっぷり滑って温泉に入ったらお腹が空くのは自然の摂理。大食いじゃなくても普段よりいっぱい食べたい!  そんな帰り道にピッタリなのが、飯山駅のそば(国道117号線もすぐそば)にある「イナリ食堂」だ。

なんと創業100年以上! 「イナリ食堂」

 メニューの種類は豊富で、とにかく大盛り!  その並外れた量の多さには、初めてだとびっくりしてしまうかも。「からあげ定食(税込1100円)」は、完食できる人の方が少ないと思う(持ち帰り可能だ)。

完食できる? ジューシーで美味しい「からあげ定食(税込1100円)」は名物メニュー!

 大盛りじゃなくても……。という人には、ヘルシー定食や半ラーメン、餃子あたりがいいのかも。

「餃子(税込650円)」。大きさが伝わりにくいが、かなりのボリューム。ひとりで食べるとこれだけでお腹いっぱいになるかも

 実は創業は大正時代までさかのぼる、100年以上続いている老舗のなかの老舗だ。人気店なので、とにかく混んでいる。時間に余裕をもっていこう。

 ちなみに営業時間は、お昼12:00〜18:30(17:30ラストオーダー)までなのでご注意!  これが早めに滑り終えた一番の理由だ。

 あまり食べすぎると、お腹いっぱいすぎて苦しい。眠くなってしまう可能性があるので注意して。疲れたら休憩しながら、安全運転で帰ってくださいね。