栂池高原スキー場に滑りに行ったら、いつも楽しみしているレストランがある。
■スキー場の玄関口。温かみある外観で入りやすい
実はスキーの後の楽しみどころか、「いこい」に行くことを楽しみにスキー場に行ったりしてまっているほど、僕のお気に入りのレストランだ。場所は栂池高原スキー場の玄関口である日帰り(第一)駐車場の入り口のすぐそば。栂池高原総合センターの隣になる。待ち合わせにももってこいの場所だ。
スキー客はもちろん、栂池ローカルの滑り手たちやスキー場スタッフたちにも愛されている。温もりのある光が雪景色にこぼれる外観。初めてでも気おくれすることなくドアを開けて入っていける。コロナ禍前には多くの外国人たちも訪れていた。
■早朝から夜まで休みなし。いつでも開いてる安心感
シーズン中、朝7時にオープンし、そのままランチタイム。ありがたいことに、アイドリングタイム(中休み)もなく営業したまま夜の9時まで開いている。 モーニングメニューは10時半まで。500円のセットメニューもあり、早朝に到着した人に嬉しいサービスとなっている。 お昼のランチは賑わうが、スキー場内のレストランに比べれば空いていることが多いので、連休中などは意外な穴場かも。 僕にとって一番ありがたいのは、午後のティータイムにも食事メニューが食べれることだ。
滑り終わって遅い昼食をとりつつ、場合によっては夕食も兼ねてしまう。ボリュームがあるので空腹をしっかりと満たしてくれる。宿の夕食を食べた後に飲みに行ったり、デザートを食べに行ったりすることもできる。
残念なのは、基本的にスキーシーズンの営業だということ。グリーンシーズン中はGWやお盆の頃、秋の紅葉の時期などに不定期に営業しているのみとなる。
■味もボリュームも満足、可愛い盛り付けは写真映えする!
メニューは意外と和食が中心。とは言っても、スキー後のお腹をしっかりと満たしてくれるボリュームのある内容だ。定番からちょっと個性的なものまで、幅広いラインナップでどれも魅力的。人気なのは「から揚げ」のシリーズだ。衣のザクザク感、肉のジューシーな旨味がクセになる。小鉢の三種も優しい味付けでほっとする。バリエーションがいくつかあってお腹の空き具合と相談して。さらに毎シーズン新メニューが登場するのでそれも楽しみだ。
丁寧に作ってくれているので、料理ができあがるのに時間は必要だ。滑った後の余韻に浸りながら、友人と語らいながら、ひとりで漫画を読みながら、できあがりを待っているのも幸せな時間だ。 器や盛り付けは可愛らしく、洋食の雰囲気。写真映えもするので、ついつい撮ってしまう。 喫茶メニューやスイーツ類、お酒やおつまみも充実している。食後につい誘惑に駆られてメニューを開き、デザートを追加オーダーしてしまうので、滑った以上にカロリーを摂ってしまっているかも・・・
■居心地のいい雰囲気に長居してしまう
昭和のスキーブームの頃、先代がオープンしたお店は今もなお同じ場所で僕らを迎えてくれる。増築した部分もあるが、店内は当時の雰囲気を残したままの。レトロな雰囲気ついくつろぎすぎて長居してしまう。席のタイプもいろいろあって、グループ、ファミリー、カップル、おひとり様でも気兼ねなく入ることができていい。
ここ数年、人気に拍車がかかって混みあうことが多くなっていたのだが、コロナ禍のせいでちょっと静かになったようだ。 正直にいうと、混みすぎると居心地が悪くなるので、個人的にはほどほどの人気でいてほしいのだが・・・
営業時間:7:00〜21:00(〜10:30モーニングメニュー、20:30ラストオーダー)
連絡先:0261-83-2731