登山やキャンプなど大自然を満喫できるアウトドアでは、景色を写真に収めたいという人も多いのではないだろうか。スマートフォンでの撮影でも十分高品質な写真撮影ができるが、さらに撮影を楽しみたい人に挑戦してほしいのがドローンでの空撮だ。

 筆者はドローンで撮影した映像を、個人の記録用Vlogに使用するほか、動画素材の販売も行っている。スマートフォンや一眼レフでは不可能な画角からの撮影ができ、撮影後の映像を確認する瞬間はなんともいえない高揚感がある。

 本記事ではドローンの種類や気になる免許や航空法、初心者におすすめのドローンを紹介する。

■ドローンの種類

トイドローンは持ち運びもしやすい

 ドローンのタイプは大きく産業・商業用ドローン、一般的なドローン、トイドローンの3種類に分けられる。

 産業・商業用ドローンは建築や農業、災害現場での救助などに活用される大型のもので、価格は数百万円以上となっている。一般的なドローンは5万円から20万円程度の価格帯で、重さは200g以上。トイドローンは重さが200g以下。1万円以下のものも販売されており、気軽に試してみたい人には格好の選択肢だ。