関東甲信越のキャンプ場の中でも人気のある富士五湖エリア。富士五湖は、富士山の麓にある河口湖・西湖・精進湖・本栖湖・山中湖の5つの湖で、すべて世界文化遺産に登録されている。

 その人気エリアから今回は、富士山が見えるキャンプ場や予約なしで利用できるキャンプ場、ゆるキャン△に登場したキャンプ場など、5つのキャンプ場を紹介する。

■富士山と河口湖と河口湖大橋を一望!  夜には夜景が楽しめる

「Retreat camp まほろば」Mt.Fuji オートサイト横デッキからの富士山

施設名 Retreat camp まほろば
・住所 山梨県南都留郡富士河口湖町河口山宮2553
・電話番号 090-4128-6066

・ホームページURL https://retreatcamp-mahoroba.net/

 標高約830.5mに位置する河口湖。富士五湖のなかで一番標高が低く、多くのショップや温泉があり、日帰りでも楽しめる人気の観光スポットだ。「Retreat camp まほろば」は、標高約900mほどの高台にあり、街並みを見下ろせ、夜景も素晴らしい。俳優の三浦貴大さんと夏帆さんのW主演による2019年に放送されたドラマ「ひとりキャンプで食って寝る」のロケ地でも有名だ。

 トレーラーハウスやパオ、常設テントデッキなどの宿泊施設もあり、初めての方も楽しめる。共有で利用できるトイレや24時間無料シャワーも綺麗で清潔。シャンプーやボディソープなど、女性やファミリーに嬉しいアメニティも充実。また、テントサウナやモーニングYOGAなどのコンテンツも楽しめる。

 テントサイトは6つあり、人気No.1のMt.Fuji オートサイトは、富士山や河口湖のパノラマ絶景を見渡せる。ほかにも富士山を眺められるサイトや林間サイト、プライベート感たっぷりなサイトなど、個性豊かなサイトがある。ホームページから予約でき、ソロやデュオ、ファミリー、グループと自分に合ったテントサイトを選べるのが魅力。

■壮大な自然の中で、スローキャンプが楽しめる

「西湖自由キャンプ場」で、湖畔を眺めながらゆったりとした時間を過ごす(撮影:Natsu)

施設名 西湖自由キャンプ場
・住所 山梨県南都留郡富士河口湖町西湖1003-2
・電話番号 0555-82-2857

・ホームページURL https://saiko-jiyuu.camp/

 標高約900mの西湖湖畔にある「西湖自由キャンプ場」は、鬼ヶ岳、毛無山、足和田山、十二ヶ岳、青木ヶ原樹海に囲まれている。富士山は頭の先を少しだけ覗かせており、静かで一面に広がる大自然に心も体も癒される。カヌーやSUP、釣りなどを楽しめ、入口隣りには、温泉「いずみの湯」やペットOKな「洋食屋さん HANASHINOBU(ハナシノブ)」があり、テラスで人気のオムハヤシやオムカレーも食べられる。

 全サイト約9m×9mの広々としたオートサイトで、湖畔近くに設営できるのも魅力。当日好きなサイトを自由に選び、ゆったり贅沢な時間を過ごせる。ファミリーやグループ、デュオだけでなく、ソロキャンプやツーリングキャンプも人気がある。

 「予約無し受け入れ可能」は、変更もあるが原則平日のみ。金曜日は時期によって予約が必要になり、土・日曜日の繁忙期も予約必須。ホームページの「カレンダー確認」をチェックし、利用金額・チェックIN・OUTの時間なども合わせて確認しよう。