山登りで山頂から目の前に広がる絶景に感動!  でも「山頂から見えている山の名前がさっぱりわからない」という経験はないだろうか?  そんなときに便利なのが、スマホをかざすだけで山の名前が一目でわかる「山座同定アプリ」だ。

 簡単に無料で使えるアプリから、より高性能で機能の充実した有料アプリまで、実際に使って良かったおすすめ山座同定アプリを3つ紹介する。

■簡単に山の名前が調べられる!

 山座同定アプリの使い方は非常にシンプル。スマートフォンでアプリを起動したら、写真を撮影するのと同じように、山に向かってスマホをかざすだけ。AR(拡張現実)により、山の上に「山の名前」や「標高」が表示されます。アプリによっては、ARで山の名前が表示されたまま写真をダウンロードすることも可能、また、スマホの位置情報さえONになっていれば、後から調べることもできる。

 例えば、立山の雄山山頂から撮影した写真を、山座同定アプリ「PeakVisor」で取り込んで解析すると、遠方に見える見える山の名前・標高も、かなり詳細に写真に入れてくれる。

雄山山頂からの景色・アプリ無し(画像:Mountain DC)
雄山山頂からの景色をアプリで解析(画像:Mountain DC)

 もちろん、アプリによって多少の誤差はあるものの、これだけ詳細にわかれば素人利用では問題なし。ぜひ気軽に導入できる無料アプリからチェックして、登山や、その他アウトドアで活用してほしい。