■触れてはいけない毒魚・1種目「ゴンズイ」
ゴンズイはナマズのような見た目で体に筋が入っているのが特徴。たくさんのゴンズイが玉のように群れて行動する様子は「ゴンズイ玉」と呼ばれている。
胸びれと背びれのトゲに毒を持っている。このトゲに刺さってしまうと、やけどのような痛みが数時間から2日程度続く。患部が壊死した例もあるようだ。ゴンズイは夜釣りで出会いやすい。暗いときに、間違って素手で触ってしまわないように心がけよう。
■触れてはいけない毒魚・2種目「ハオコゼ」
ハオコゼは10センチ前後と小さい魚だ。穴釣りや堤防の際など、障害物を狙った釣り方をするとよく釣れる。住んでいる場所や色合いなどがカサゴと似ているため、子どものカサゴだと勘違いしないように気を付けたい。
ハオコゼは、背びれなどのひれのトゲに毒を持っている。痛みは弱いが、数時間は続くので油断は禁物だ。
ハオコゼはカサゴなどと同様に、釣れた場所で色の個体差がある。見間違えないようにしたい。トサカのような背びれを覚えておこう。