コロナ禍の影響で、アウトドアの趣味を始めた人が多いと聞く。数多くのアウトドアアクティビティの中から釣りを選び、始めた人も多いのだろう。堤防は以前にも増して、釣り人が増えたように感じる。

 さて、最近釣りを始めたばかりの人やこれから釣りを始めようと考えている人は「道具選び」や「釣れない」ことで悩んではいないだろうか。釣りは、竿・リール・仕掛けなど必要な道具が多く、何を買ってよいかわからず、始める前に混乱したり、道具を揃えたもののなかなか釣れなかったり。そのため挫折してしまう初心者も多いと思う。

 しかし、岩陰などの障害物の隙間に仕掛けを落として釣る「穴釣り」は道具選びが簡単で、初心者でも「高級魚」を簡単に釣ることができる。

 今回、そんな穴釣りをおすすめる5つの理由を紹介したい。

■釣具店で迷わない、竿とリールは初心者セットで

穴釣りを始める際に購入した竿とリール。合わせて2,500円程度

 竿とリールを見に軽い気持ちで釣具店に入り、数の多さに圧倒されてしまったことはないだろうか。竿とリールは、釣り方に合わせた専用の物がメーカーから展開されているため、非常に数が多い。

 その中から穴釣り用の物をどう探せばよいのか。初心者が釣りの道具を探したり揃えるのは大変だが、穴釣りの場合は「初心者セット」を活用すれば、安価で簡単に釣り道具を揃えることができる。

 大型釣具店の多くには初心者コーナーが常設されているため、探すのは簡単だ。また、値段は1,500円~3,000円程度のお手頃価格に設定されている。趣味の初期投資としては安い部類にはなるのではないだろうか。