どこの家庭にもある牛乳パック。実は飲み切った空の牛乳パックは、工夫次第で大活躍してくれるアイテムに変身する。普段なら捨ててしまう牛乳パック。今回はキャンプで役立つ5つの活用法を紹介する。災害時でも使えるので、ぜひチェックしてほしい。

■活用法1 着火剤として使う

<着火剤として活用>牛乳パックは細かく切る

 牛乳パックはワックスコーティングのおかげで、とても燃えやすくなっている。しかも、燃えカスも少なく、新聞紙より優秀。

 使い方は、まずは牛乳パックを細かく切る。その周りに炭を組み上げてできた空洞部分に置いた牛乳パックの切れ端に火をつける。

<着火剤として活用>薪を組み上げて空洞部分に牛乳パックを置く
<着火剤として活用>牛乳パックはかなり燃えるので要注意

 燃やすことで有害物質が出ないか心配する人がいるかもしれないが、牛乳パックの素材は紙とポリエチレン。ポリエチレンは燃やしても有害物質は発生しないので安心である。

<着火剤として活用>牛乳パックは燃えカスはほとんど出ない