車中泊を楽しむ人が増え、キャンプでもテントを張らずに車の中で寝る車中泊スタイルが人気が出てきている。
スズキのジムニーはキャンパーにも人気で、Instagramで「#ジムニーキャンプ」のハッシュタグをしばしば目にするほど。新型も旧型も人気があり、工夫次第では大人2人でも楽しく車中泊が可能だ。小さく狭い車内を快適な居住空間に改造し、昼間は外で自然を楽しみ、夜は車内でゆっくり過ごせる!? ジムニーでの車中泊キャンプ。今回は、ジムニーで行く車中泊キャンプの天国と地獄を体験談として紹介する。
■ジムニー車中泊キャンプ 天国編
● ①荷物が少なく、設営の手間が省ける
キャンプの設営で大変なのがテント張り。他の車種でも言えることだが、この作業がないため設営・撤収の手間が省ける。テントを持たなくていい分、荷物が減るのも嬉しい。
● ②愛車がサイトの一部に
普段のキャンプでは車はサイトの隅に「停めているだけ」の存在だが、テント代わりに使うためサイトの「中心的な役割」に。車ありきで設営して、お気に入りの車とキャンプ道具に囲まれて過ごすキャンプはジムニー好きにはたまらない。(ただし、車が横付けできるオートサイトでしか車中泊キャンプは楽しめないので要注意)
● ③小さな車内を自分だけの秘密基地に
車載、就寝スペースが限られているため、荷物をたくさん載せることができないジムニー車中泊。自分が必要なお気に入りのキャンプ道具を厳選して、狭い車内を自分だけの秘密基地に作り上げるのは大変だが、ワクワクする時間。コンパクトキャンプになるが、回数を重ねるごとにキャンプ道具選定が洗練され、サイトや寝床が快適になっていく過程はなかなか楽しいもの。