12月14日は、赤穂浪士の討ち入りが決行された日だ。赤穂藩主・浅野内匠頭(あさの たくみのかみ)が江戸城松の廊下で吉良上野介(きら こうずけのすけ)を切りつけ、浅野のみが切腹となったことに対し、大石内蔵助(おおいし くらのすけ)ら家臣が反発。主君の恨みを晴らすべく、大石ら47人の赤穂浪士が吉良を討ち取り、見事本懐を遂げた事件である。かつては、「日本人の魂」を体現する劇、ソウルプレイとなっていた『忠臣蔵』のもとになったことでもおなじみだ。
そんな日だからこそ、関西の最西端・赤穂に出かけてみるのはどうだろう。今回は、赤穂市をはじめとした兵庫県西播磨地方のおすすめスポットを紹介する。
■赤穂御崎 昔からの温泉地 インスタ映えスポットも
赤穂市南東部にある播磨灘に突き出た岬。付近には温泉街があり、海を望む露天風呂を完備した宿も多い。海岸線に沿って遊歩道が整備されており、家島諸島や小豆島を望むことができる。
神社から海へつながる坂道は「きらきら坂」と呼ばれ、近年インスタ映えスポットとして人気。カフェやガラス作家のアトリエのほか、本場イタリア仕込みの味で、マスコミに多数取り上げられて有名なナポリ料理店「SAKURAGUMI」もある。
住所:赤穂市御崎2-1