冬はキャンプ場のシーズンオフの時期になるが、通年のキャンプ場は多数存在する。

 そこで、冬キャンプをしたことがない方のために、冬に起こるトラブル、ワースト5を紹介。トラブル事例から、どのような対策をすればいいのか、参考にしていただきたい。

■第5位 水が凍る

水の確保は重要

 キャンプ場によるが、冬季は水道が止まるところがある。その際、自分で持ち込むことになるのだが、テントの外に水の入った容器を放置した状態で寝てしまい、翌朝、温かいお茶を入れようとするが、水が凍って注ぐことができず、沸かすことができなくて万事休す、ということも。

・対策
 テント内にしまう。心配であれば、保温性のある容器に入れて持ち込む。また、管理棟や付近に販売しているところがないかチェックしておくのもいいだろう。 

■第4位 足元がとにかく寒い

足元の防寒が大事

 冬の屋外で、体が冷えてしまうのは当然なことなのだが、キャンプ中に足元が冷え切ってしまうと非常に困る。

 暖房器具があれば温まれるが、冷たい風が吹く中、焚き火だけではなかなか体温が上がらない。また、寝ている最中に足が冷えて目覚めてしまうことがあり、寝袋に入っている状況で改善することは難しく、寝不足で朝を迎えることになるだろう。

・対策
 温めることが難しいので、冷える前に体温を下げないようにすること。ブランケット、テントシューズ(ダウンや化繊が封入された履物)ホッカイロ、湯たんぽの使用。(使用時はヤケドに注意)