■下山はラクしてガラ空きのケーブルカーで
薬王院の境内を抜けて山門をくぐり、緑の木々に囲まれた仏舎利塔で手を合わせつつ、場所によっては人並みをかき分けながらの下山……。帰りは迷うことなくケーブルカーに乗ることにしました。
下りの車内はガラガラ。すれ違う登りの車両は、当然ながら満員電車状態です。
ゴールの清滝駅を降りてまたびっくり。改札前には乗車を待つ長蛇の列が! 少し前に私がスタートを切った登山口からも、登山者がどんどん吸い込まれるように登山道に入っていきます。
これから高尾山を楽しもうとする人たちを横目で見送りながら、こちらは高尾山口駅方面へ。そして駅をくぐり抜けて向かうのは「京王高尾山温泉 極楽湯」です!
ウェブサイト:http://www.takaosan-onsen.jp/
天然温泉の泉質はアルカリ性とのことで、少しぬめり気があって気持ちのいいお湯。思ったよりも入浴客は多かったですが、混雑することもなく快適に過ごせました。
登山後にお風呂(それも天然温泉)という鉄板の組み合わせで、朝の高尾山歩きを終えました。
■定番の山も視点を変えた楽しみ方で
都心からアクセス抜群の高尾山、敢えての前泊や始発電車を使って早朝から歩く楽しさとメリットをぜひお勧めしたいと思います。
この時期ならまだ紅葉も楽しめると思います。これからの時期、早朝高尾山ハイクを楽しもうとする方は、ヘッドランプと防寒対策をお忘れなく!