■3. 結露対策

結露の量が多いとタオルが1枚で足りないことも

 テント内を暖かくすると、テント内と外気の温度差により結露が発生する場合があり、特に朝方が発生しやすい。シュラフやテントが濡れると、その後の手入れが大変になる。

 そのため冬キャンプではタオルを多めに持っていこう。マイクロファイバーのタオルを使うと、普通のタオルより吸収率も高く便利。また、クローゼットに使う大型の除湿シートも活用できる。ぶら下げられる除湿シートなら狭いテント内でも邪魔にならない。

 

■4. 降雪対策

 降雪の可能性があるときは、スコップを必ず準備しよう。折り畳めるスコップであれば、使わないときにスペースを取らずに収納できる。

 また、テントに防水スプレーを吹きかけておくと、雪離れがよくなる。氷点下になるとファスナーが凍り、開け閉めできなくなることもあるので、ファスナーにもしっかり防水スプレーをしよう。

 

 冬キャンプは澄んだ空気や星空が魅力だ。冬キャンプが未経験でも今から自分に合ったギアを探し、冬キャンプに備えよう。春夏にはない冬ならではのキャンプが楽しめるはずだ。