キャンプの醍醐味といえば、バーベキューを想像する方も多いだろう。しかし、木炭用のコンロを用意するのは大変だし、火起こしに時間がかかることも多い。さらに、炭の後処理や網についた焦げ落としなど、食べ終わったあとも片付けに追われ、バーベキューは骨の折れる作業が多いと感じる人も少なくないはず。

 そんなバーベキューに面倒なイメージを持つ方におすすめしたいのが、ポケットサイズの五徳(ミニストーブ)や固形燃料など「100均グッズ」を使った「お手軽バーベキュー」。すべて揃えても、たったの770円ではじめられる「100均グッズ」バーベキューの魅力を紹介しよう。

■開いて、固形燃料に火をつけるだけの手軽さ

ミニストーブの組み立て方はシンプルなので、初めてでも大丈夫

 ストーブとは調理や暖をとったりと、何かと使える便利なアウトドアアイテム。今回使うのはその小型版のミニストーブで、旅館などで出てくる1人用の卓上コンロのイメージ。組み立てはとても簡単で、口を開くように脚部をサイドに広げるだけでOK。力やコツは特に必要ないので、初めてでもすぐに組み立てることができる。

 ミニストーブを組み立て終わったら、あとは鉄板を載せ固形燃料をセットし火をつけるだけ。火起こし不要なので、炭を使ったバーベキューに比べるととてもスピーディだ。

ダイソーの固形燃料には、アルミホイルが付いており、受け皿が不要なのも嬉しい

 今回はアルミホイル付きの固形燃料を使用したが、アルミホイルが付いていない場合は受け皿を別途購入しよう。鉄板を初めて使うときは、事前にシーズニングを行うのがおすすめ。シーズニングとは鉄板を洗浄、空焚きして油を塗る作業で、鉄板の多くは販売時にサビ止めの塗料が塗られており、これを行うことで塗料が落ち、金属臭も少なくなるので美味しくバーベキューが楽しめるのでぜひ試してほしい。