■銃刀法違反にならないために、持ち運び方にひと工夫を!
包丁の持ち運びはひとつ間違うと最悪、銃刀法(正式名称:鉄砲刀剣類所持等取締法)違反で逮捕される可能性があるため慎重に行いたい。銃刀法について詳しくは警視庁サイト内の「刃物の話」という項を読んでいただきたいが、ここでは「正当な理由のない場合、6センチ以上の刃物の携帯は禁止されている」とだけ覚えておいてほしい。これは包丁にも該当するので注意が必要だ。
ただし、キャンプやバーベキューという正当な理由があり、キッチン道具などと一緒に包丁ケースに入れ、安全に保管していれば問題ない。包丁ケースがなければ、段ボールでの自作や、サラシなどの丈夫な布で刃の全体を巻けばOK。念のため、家と目的地以外では取り出さないほうが無難で、ポケットに入れたり、腰のベルトに付けて移動するのはNGとなる。
違反すれば銃刀法の第31条18第3号定めにより、2年以下の懲役又は30万円以下の罰則に処せられる。せっかくの楽しいキャンプを台無しにしないためにも、注意が必要だ。
安全性を考慮し、最低限のルールを守れば心配はなし。お気に入りの包丁で存分に料理の腕を振るい、キャンプやバーベキューを満喫しよう。
※刃物の携行について、詳しくは警視庁サイト内の刃物の話をご参照ください。
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/drug/hamono/hamono.html