■「安全」について、きちんと考えてみよう!

 自動車業界などで安全技術に関してよく使われる言葉に「アクティブセーフティ」「パッシブセーフティ」というものがあります。

 アクティブセーフティとは、自動ブレーキシステムやバックモニターのように「事故を起こさないようにする」技術のこと。対するパッシブセーフティは、シートベルトやエアバッグといった「事故が起きたときに被害を最小限に抑える」技術や装備を言います。

 これを登山に置き換えてみてください。

 地図やコンパス、GPSといった装備や、地図読みのスキル、歩行の技術や事前の下調べなどが、未然に遭難を防ぐための「アクティブセーフティ」といえるでしょう。そして、登山計画書の提出、登山保険やココヘリ加入、ファーストエイドキットの常備などは、まさに「パッシブセーフティ」にあたります。

 クルマにエアバッグと自動ブレーキの両方が付いていたほうが安心感が増すのと同様、登山でもアクティブセーフティとパッシブセーフティのどちらも備えることが、より安全な山行につながることは間違いありません。

 大好きな山歩きを、いつまでも安心して楽しく続けていくために、ぜひココヘリをはじめとする“安全装備”について真剣に考え、それぞれのメリットと限界を知った上で、ご自身で判断してほしいと思います。

いつまでも登山を楽しむために、できるだけの準備を

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