■ビンディングはどうする?

ビンディングの取り付けネジに緩みがないかをチェック!

 ひと昔前のスキービンディングは保管時に開放値のバネを緩めていた。しかし、現在のビンディングは基本的にその必要はない。製品としてのビンディングの強度は、オフシーズンに緩めておかなければならないほど弱くない。むしろ開放値を緩めてしまうことで、次のシーズンインの際に締め忘れて怪我につながるリスクの方が高いと言える。やっておきたいのはスキーにビンディングを取り付けているビスが緩んでいないかどうかの確認だ。特に最近の軽量スキーなどは、使用によってビスが緩みやすい。保管時だけでなく、シーズン中も適度に確認しておきたい。

見た目はキレイでもけっこう汚れているもの

 以上の手間をかけてからスキーを保管することで、次のシーズンもベストな状態でスキーを楽しむことができるだろう。スキーは道具を使うスポーツ。楽しむためにも、上達するためにも、大切な道具は適切な状態で保管しておこう。