■秋の尾瀬を歩く
秋の尾瀬は、歩くのがとても気持ちいい季節です。歩いていると体はぽかぽかと暖まってくるけれど、吸い込む空気はひんやりと澄んでいて、思わず深呼吸したくなります。木道の上から目の前に広がる草紅葉や、少しずつ色づいていく森。澄んだ青空の下を歩いていると、自然と気持ちまで軽くなります。
そんな景色や空気の気持ちよさを、人と共有できる時間が嬉しい瞬間のひとつです。一緒に景色を眺めたり、何気ない自然の変化に気づいたり。お客様から「気持ちよかった」「楽しかった」と言ってもらえると、私まで嬉しくなります。自分が好きな尾瀬の魅力を、誰かと一緒に感じられることも、ガイドの楽しさだと思います。
一方で、秋が深まるにつれて、今シーズンの尾瀬も終わりに近づいていきます。尾瀬を歩ける時間も残りわずか。そう思うと少し寂しくもなります。毎年訪れる場所でも、シーズンの終わりが近づくと、今目の前に広がる景色がいつも以上に特別に感じられます。
■秋を楽しめるのも、あと少し
尾瀬には、実際に歩いてみてこそ感じられる秋の魅力がたくさんあります。でも、秋を感じるのは大自然の中だけではありません。いつもの道で見つける色づいた葉や、ふと漂ってくる金木犀の香り。スタバではパンプキンスパイスラテが始まったと思ったら、もうジョイフルメドレーティーラテの季節。えっ、もう冬が来ちゃうの? と思いつつ、こういうところでも季節の移り変わりを感じます(笑)。
日々の暮らしの中には、意外とたくさんの季節の変化が隠れています。尾瀬で感じる秋も、いつもの暮らしの中で感じる秋も、それぞれ違った楽しさがあります。身近なところにある小さな秋を見つけながら、今の季節を楽しみたいですね。