■美しさに定評のあるオオミズアオ
さらに、「オオミズアオ」というものがいるが、こちらは”美しい姿”に定評のある種だ。
オオミズアオは旧学名に「artemis = 月の女神アルテミス」が使われていた。その透き通ったエメラルドグリーンのはねは、女神の名にふさわしい姿である。
■秋はヤママユガの季節
秋はヤママユガの仲間を観察するのに適した季節だ。というのも、秋の時期は少しずつ時期をずらしてさまざまな種が見られるからだ。
8〜9月頃:ヤママユ(ヤママユガ)
9〜10月頃:クスサン
10〜11月頃:ヒメヤママユ
10〜12月頃:ウスタビガ
上記のように、毎月異なるヤママユガが出現するのだ。しかも、ある程度の大きさの森があれば、意外と都市部にも生息している。
ところが、ヤママユガの仲間を森の中で見つけるのは意外と難しい。木の葉にうまく擬態しているのか、あんなに大きな姿をしているのになかなか見つけられないのだ。
では、どうやったら出会えるのか? 探すべきは「街灯」だ。ヤママユガの仲間は、光に集まってくる習性がある。そのため、森の近くにある街灯のそばにヤママユガの仲間がベタっとくっついていることが少なくない。
ヤママユガの仲間はインパクトのあるとても魅力的な蛾だ。もし見つけたら、その素晴らしい姿をぜひ観察してみてほしい。