■雷鳥荘で過ごす“山の夜”
標高2,370mに位置する雷鳥荘は、総客室数58室もある大きな宿泊施設だ。館内は一般的なホテルや旅館と同じような感覚で過ごせて、日帰り入浴可能な温泉大浴場も完備している。宿泊者であれば、午前11時~翌朝7時まで入浴できるので、散策のあとはゆっくり温泉を楽しめる。
筆者もさっそく大浴場に向かったが、山の上とは思えない造りに驚いた。大浴場の2階に向かうと、白濁したお湯に硫黄が香り、ガラス張りの窓からは、湯気が漂う地獄谷を眺めることができた。個室に宿泊すれば浴衣が付くため、浴衣姿でくつろぐ人の姿も何人か見かけた。夕方には晴れてきたため、最高の景色と温泉を満喫した。
夕飯は、温泉旅館のような固形燃料で陶板を温めて食べる料理で、海の幸、山の幸が満載。朝食もバイキング方式で地上のホテルと変わらないぜいたくさである。また、暖炉のあるお洒落な待合室やカフェもあり、午後5時頃に行くと大勢の人で溢れていた。
夜は星空観賞をする予定だったが、再び曇ってしまったので断念。また次回チャレンジしたい。
●雷鳥荘
住所:〒930-1406 富山県中新川郡立山町芦峅寺125
電話:076-463-1664(6:30~20:00)
ホームページURL https://www.raichoso.com/index.html
※営業日時はホームページよりご確認ください
■ 翌朝の散策と帰路(2日目 午前)
翌朝はゆっくり温泉に入ったり、待合室で本を読んだり、チェックアウト時間ギリギリまで滞在し、再び散策しながら室堂駅を目指す。
2日目は天気にも恵まれ、日が昇るにつれて色づく緑がとてもきれいだった。景勝スポットである「みくりが池」、水に含まれる鉄分の影響で溜まった水が赤く見える「血の池」も鮮やかだ。北アルプスの連なる山々や、荷揚げのために行き来するヘリコプターの姿も見ることができた。
季節によってさまざまな景色が楽しめる「室堂平」。これから紅葉本番を迎える山上の絶景と温泉をぜひ堪能してみてほしい。
●【MAP】室堂平
【室堂平へのアクセス】
◆ 長野県側(扇沢駅)
【JR】
・東京方面:北陸新幹線「長野駅」 → アルピコ交通バス(約2時間15分) → 扇沢
・名古屋方面:中央本線 → 松本 → 大糸線「信濃大町駅」→ 路線バス(約40分)→ 扇沢
【バス】
新宿~扇沢直行(アルピコ交通・約4時間30分/季節運行)
長野駅~扇沢直行(アルピコ交通・約2時間15分)
信濃大町駅~扇沢(路線バス・約40分)
【マイカー】
・安曇野IC(長野自動車道)から約50分で扇沢駅
・駐車場:有料約350台・無料駐車場あり
※扇沢から先はマイカー規制
【飛行機】
・松本空港 → 松本駅(バス約30分)→ 信濃大町駅(大糸線約1時間)→ 扇沢(バス約40分)
◆ 富山県側(立山駅)
【JR】
・東京方面:北陸新幹線「富山駅」 → 富山地方鉄道(約1時間)→ 立山駅
・大阪・名古屋方面:金沢経由 → 富山駅 → 富山地方鉄道 → 立山駅
【バス】
・富山駅~立山駅直行(約1時間15分/夏季限定)
・高山~立山駅(濃飛バス・約2時間40分/夏季限定)
【マイカー】
・立山IC(北陸自動車道)から約40分で立山駅
・駐車場:立山駅周辺に無料・有料あり(計1,000台以上)
※立山駅から先はマイカー規制
【飛行機】
・富山きときと空港 → 富山駅(バス約25分)→ 富山地方鉄道(約1時間)→ 立山駅
参照URL:https://www.alpen-route.com/access_new/access/
※この記事の情報は2026年9月現在のものです。内容が変更される場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPでご確認ください。