◼️️️️寒さに対する強さはOD缶に軍配

ガスの配合率の違いが、寒さに対する強さにつながる

 さらに知っておきたいのが、ガスの“中身”の違いだ。

 燃料缶にはブタン、イソブタン、プロパンなどが混合されており、その割合によって寒い環境下での使用感が大きく変わる。CB缶に比べるとOD缶は缶自体の耐圧性が高いため、より強力なガスを封入できる。低温下でも火力を維持しやすいプロパンの比率を高めることができるのだ。冬のキャンプや高所で使うなら、気温帯ごとに中身を選べるOD缶が心強い。

SOTOから発売されている、寒さに強いCB缶燃料「CB TOUGH」

 最近では、CB缶にも寒さに強いモデルが登場している。その代表が、SOTOの高耐圧CB缶「CB TOUGH(シービータフ)」だ。従来のCB缶よりも耐圧性能を高めることで、OD缶と同等のガス配合を実現し、-5℃の環境でも火力が落ちにくい。リーズナブルで入手性の高いCB缶の魅力はそのままに、冬でも使いやすい画期的な燃料といえる。さらに、持ち運びに便利な125サイズが選べるので、登山などにも使いやすいのもポイントとなる。

◼️️️️手に入れやすさと経済性はCB缶に軍配

 さらに、入手しやすさという観点でいえば、CB缶が圧倒的だろう。コンビニやスーパー、100円ショップでも燃料を手に入れることができるので、非常に経済的でもある。キャンプであれば、家庭用カセットコンロを使うのもありだろう。

 ただし、アウトドア用のバーナー自体はOD缶対応モデルが圧倒的に多い。軽量性や選択肢の豊富さ、用途に合わせて選ぶ楽しさはOD缶の大きな魅力だ。

◼️キャンプ中心ならCB缶、荷物を軽くしたいならOD

複数所有する余裕があるなら、用途に合わせて使い分けるのも手

 総じて、料理中心なら扱いやすく安定感のあるCB缶タイプ、背負って歩くシーンや寒冷地で使うならOD缶タイプが向いている。とはいえ、日帰りハイキング程度であればCB缶でも十分だし、ジェットボイルのように用途を特化したOD缶バーナーもある。

 大切なのは、使うシーンを具体的にイメージし、自分のスタイルに合ったタイプを選ぶこと。これが、バーナー選びで失敗しないコツだ。