9月はお天気が悪い日ばかりで、「もう、小屋閉めした方がいいのでは?」と、冗談半分の本音が口を突いてしまう毎日です。

 アルバイト時代は、小屋のお客さんがスタッフより少ない日でも、当たり前のようにお給料をいただけていました。当時もありがたく思っていたけれど、自分が経営者側の立場に立ってみて、改めてその大変さを痛感しています。お世話になったオーナーのみなさん、ありがとうございます。

雨の1日は食堂で各々過ごします

 気温が下がってきて、寒い雨が降り続いています。今朝の気温は6℃。貴重な晴れ間が訪れるたびに山の色が変わり、一気に秋が近づいた気がします。防寒着をお忘れなく!

 営業は9月30日の宿泊分で終了しました。10月から光小屋は、2階フロアを避難小屋利用ができるように開放します。上旬の数日間は小屋閉めサポートメンバーと鹿柵撤去のため20名ほどが滞在予定なので、ご利用できるスペースに限りがあります。宿泊目的で避難小屋を利用する方は、テントを持参していただけると安心です。

■今シーズンのアクシデントは麓との連携でクリア!

配管の修理も高橋くん頼りです

 先日、お越しいただいたお客さんに、「光小屋は、毎年、なにかしらアクシデントがあるね〜」と声をかけていただきました。「本当にそうですよ!」と、思わず声に力を入れて返事をしてしまった。だって、昨年はアキレス腱まで切ってしまったのだもの!

 小屋開けしてしばらく、「さて、今年は順調です〜!」なんて呑気でいたのも束の間でした。水タンクまで水が上がってこない! という事態が発生。間もなく夕食というタイミングだったので、急いで水場まで駆け降りましたが、結局、私では原因がわからずでした。

 夕食後に事情をお客さんにお伝えし、アルバイトの野平さんを小屋に残して、ベテランスタッフの高橋くんと再度水場まで下った。原因は一目瞭然だった。水源に差し込んでいるパイプがズレてしまっていたうえに、タンクと接続している配管が割れてしまっていたのだ。むむ、誰かが配管を踏んだ跡がある。

日帰りでの配達、ありがとうございます!

 このままでは、水の流れでタンクの基礎が掘られてしまって、取り返しのつかないことになる。タンクに水もたまらない。麓の川根本町役場の山小屋担当さんに相談したところ、数日後に役場の元担当者の方が日帰りで修理に必要な部品を届けに来てくれた。

 日帰りでは大変でしたでしょうと恐縮していると、「いやいや、光岳までの日帰り、やりたかったっけ」と言ってニコニコ顔。こんなふうに、嫌な顔ひとつせず、力になってくれる方が麓の街にいることが、私たちの支えになっています。