コロッセオのすぐ裏手、標高51mに位置するチェリオ考古学公園は知る人ぞ知る歴史スポット■古代都市ローマの起源となった7つの丘のひとつ
コロッセオとチルコ・マッシモの間、パラティーノの丘の向かいに位置するチェリオの丘は、アヴェンティーノ、カンピドリオ、エスクイリーノ、パラティーノ、クイリナーレ、ヴィミナーレとともに「ローマの七丘」と呼ばれている。紀元前6世紀初期までに、テヴェレ川の東に位置するこれらの7つの丘にあった集落が合体し、川と7つの丘に守られた地域に古代ローマの街が建設された。その地域には政治・経済の中心となる広場「フォルム・ローマーヌム」が築かれた。これが現在、ローマ最大の観光地として知られるフォロ・ロマーノの原型となったエリアである。
チェリオの丘には古代ローマ好きにはたまらない歴史的遺構が集まっているのだが、コロッセオやチルコ・マッシモの喧騒とは真逆で、エリア内はひっそりとした静寂に包まれている。古代ローマの貴族たちが邸宅を構えていたと言われるこの丘には、随所に興味深い遺跡や教会、庭園などがあり、一般的な古代ローマ観光とは一味違うユニークな体験ができる。
メトロB線コロッセオ駅から見るとコロッセオのちょうど裏手に見える小高い緑のエリア(現在は工事中のオレンジの柵で覆われている)がチェリオの丘の入り口
コロッセオ裏手の道路を渡ったところにエントランスがあるのだが、現在は工事中で閉鎖されていたので城壁に沿って歩いてみる
城壁に沿ってクラウディア通りの別の入り口まで歩く
城壁の一部にあるドラベッラとシラーノ門をくぐってチェリオの丘のエリア内へ