■藤堂高虎の屋敷跡をみつつ千代田区最北端を目指す

 千代田区の区境は、かつての水路跡をたどりながら日本橋と神田の町中をクネクネと縫うように引かれています。

千代田区最東端あたり

 南西に大きく膨らんでいる形の千代田区は北西方向のわりと近い距離に最東端と最北端が集まっています。

 千代田区最北端に向かう途中「三井記念病院」の横を歩きます。

 Fenix 8を確認してみます。地図モードにして、軌跡を確認すると、しっかりログを記録しているようです。

三井記念病院(敷地自体は藤堂家の屋敷跡ではないが、敷地の西隣に接する神田和泉町が藤堂家の屋敷跡だ)

 三井記念病院のあるあたりは現在、神田和泉町という町名になっていますが、これは、江戸時代に藤堂高虎の屋敷があったためです。藤堂高虎は和泉守を拝領したことから、屋敷のあった町を和泉町と呼ぶようになりました。秋葉原の岩本町駅を出て秋葉原駅に向かう際に渡る橋の和泉橋が、名前の由来です。

赤矢印が、藤堂高虎の屋敷。その隣の敷地が現在の三井記念病院(景山致恭,戸松昌訓,井山能知//編『〔江戸切絵図〕』下谷絵図,尾張屋清七,嘉永2-文久2(1849-1862)刊. 国立国会図書館デジタルコレクション)

 藤堂高虎は、豊臣秀長の部下から紆余曲折を経て、伊勢津藩の大名にまでなった戦国武将で、現在放送中の『豊臣兄弟!』では佳久創が演じています。

 神田和泉町から、今度はずんずん北上します。上野御徒町の駅に近づきますが、そこまでは行かず、上野黒門郵便局の前の道を西に進みます。この東西に延びる道が千代田区の最北端ということになります。 

千代田区最北端です