■古代ローマ人の日常生活がわかる貴重な遺構
さらに1887年、この二人の聖人のお墓を探す目的で教会地下の発掘調査が行われた際、2世紀から4世紀後半にかけて何度も改築された古代ローマ時代の住居跡が発見された。テルメや中庭などもあり、壁はフレスコ画で装飾された豪華な2階建住居は教会と繋がっていて、現在は一般公開されている。古代ローマ人の日常生活がわかる貴重な遺構だ。
教会脇に造られた中世時代の6つの美しいアーチ
このアーチの終わりに古代ローマの住居跡の入り口がある。入場10ユーロ
迷路のように入り組んだ内部は、随所にフレスコ画が残っている。浴場や台所、初期キリスト教徒の礼拝堂のようなさまざまな部屋がある
内部は何層にも分かれていて、道や商業施設のような部分もある。2世紀から3世紀にかけて、一軒の住居と店舗を備えた集合住宅のような住居群が時代ごとに作られていった形跡がうかがえる