■検証結果からわかる冬にソフトクーラーを使うメリット

ソロ一食分でもこの量。1泊しても十分なサイズ

 今回の保冷力比較検証では、外気温5℃という冬キャンプを想定した環境下において、AO Coolersのソフトクーラーがハードクーラーに匹敵、もしくはそれ以上の保冷性能を示した。

 この結果から、冬のアウトドアシーンにおいては、ソフトクーラーを選ぶメリットが非常に大きいことがわかる。

●外気温が低く、保冷力を最大限に発揮できる

冬キャンプは外の環境が冷蔵庫の役割を果たすため、外の方がよく冷える

 夏と大きく異なるのは、外気温そのものが低い点。外気温が一桁台の冬キャンプでは、すべての食材や飲み物をクーラーボックスに入れる必要はないのだ。

 特に気温が下がる時間帯であれば、日陰や車内、地面に近い場所を活用することで、温度管理もできる。そのため、クーラーは常に冷やしておきたい食材に限定して使うことで、開閉回数も減らせるため保冷力低下を防ぐことができる。 

 外気温の低さを味方にできる冬は、保冷力を最大限に発揮しやすく、結果として容量の大きなハードクーラーよりも、軽量で高性能なソフトクーラーの方が扱いやすいのだ。

●温かい料理が中心になるため、冷やす食材が少ない

火にかけるだけの冷凍ちゃんぽん。スープを含めて冷凍されているため、保冷剤にもなり便利かつ美味しい

 検証結果からも冬キャンプにおけるソフトクーラーのメリットの一つが、冷やす必要のある食材が少ないという点である。冬キャンプでは鍋料理や煮込み、スープなど温かい料理がほしくなり、食材も常温保存が可能なものや加熱前提の食材が多くなる。

 そのため、夏場のようにすべてを強力に冷やす必要はなく、保冷が必要なのは生鮮・肉魚や乳製品、冷凍食品などに限られるだろう。冷凍の銀鍋うどんなどは保冷剤代わりにもなり便利である。

 また、冬はお酒も冷たいものより、お湯割りや熱燗など体が温まるものを選ぶ人が多いだろう。こうした冬特有の食事スタイルを考えると、ハードクーラーよりも、必要最小限を冷やせるソフトクーラーが合理的ではないだろうか。

●軽量・コンパクトで設営と撤収が圧倒的に楽

食材が減れば容積も減りコンパクトになる。帰りには食材もなくなりつぶせて積載可能だ

 冬キャンプでは防寒着や寝具、薪などの装備が増えやすく、積載や撤収の負担が大きくなりがち。そうした環境下において、軽量かつコンパクトに扱えるソフトクーラーは大きなメリットを発揮する。

 折りたたみ可能なモデルも多く、使用後にかさばらないため、撤収作業を効率よく進められる点は見逃せないだろう。また、ファミリー層が少ない冬は、キャンプ好きなソロや少人数キャンパーが多く、持ち込む食材量も比較的少なくてすむ。20L前後のソフトクーラーであれば必要十分な容量を確保でき、無駄のないサイズ感で扱いやすい。さらに形状に柔軟性があるため、車内の隙間やテント内にも置きやすく、冬特有の設営・撤収の手間を大幅に軽減してくれるのだ。 

■冬に相性抜群なソフトクーラーでキャンプを楽しもう!

冬キャンプでは、ビールを常温から冷やしても5時間後にはキンキンだ

 今回の検証で、AO Coolersのソフトクーラーがハードクーラーに匹敵、もしくはそれ以上の保冷性能を発揮する結果となった。冬は外気温自体が低く、自然環境が冷蔵庫の役割を果たすため、冷やす食材も最小限で済む。

 その結果、大容量で重量のあるハードクーラーはオーバースペックになりがちだ。一方、軽量でコンパクトなソフトクーラーは、必要な分だけを効率よく保冷でき、設営や撤収の負担を大きく軽減できる。防寒装備や薪で荷物が増えがちな冬キャンプにおいて、高性能ソフトクーラーは合理的で実用性の高い選択肢といえるだろう。 

 

AO Coolers 12P
容量:11L
価格:10,560円(税込)
カラー/レッド・ブルー・ネイビー・チャコール・モッシーオーク
サイズ/幅32×高さ25×奥行16cm
重量/850g
材質/ナイロン、ポリエチレン、ポリエステル、熱可塑性ポリウレタン、ポリウレタン

商品サイト:https://aocoolers.com/collections/coolers